もの忘れ
もの忘れとは
もの忘れは、歳をとることで誰にでもおこるものです。
昨日の夕食はなんだったのか、
テレビに映っている人の名前が思い出せない、
などはヒントがあれば思い出すことができるでしょう。
それで日常生活や社会生活で困ることは、ほとんどないと思います。
このような場合は加齢によるあまり心配のいらないもの忘れでしょう。
しかし、
食事を摂ったこと自体を忘れている、
その人が家族なのか見知らぬ人なのか分からない、
などの場合は認知症によるもの忘れが疑われます。
また、昼と夜の区別がなくなり昼間に寝て夜に起きている、真夏に暖房をつけている、
テレビのリモコンが使えなくなった、料理ができなくなった、なども認知症が疑われます。
原因
認知症の原因は様々です。
1番多いのはアルツハイマー型認知症であり、短期記憶障害が目立ちます。
次に脳梗塞や脳出血がきっかけで起きる脳血管性認知症、幻覚が目立つレビー小体型認知症と続きます。
また、それ以外にも甲状腺機能の異常やビタミン不足、正常圧水頭症などがあります。
治療
原因により治療法や対応は異なるため、
もの忘れが心配になったら是非当院にご相談ください。