肺炎球菌ワクチン
2026年4月から、肺炎の予防接種が大きく変わりました!
肺炎の原因で最も多い「肺炎球菌(はいえんきゅうきん)」という細菌には、
たくさんの「型(種類)」があります。
これまでは古いタイプのワクチンが使われていましたが、
古いワクチンが効かない型が増えてきているため、
国は2026年4月から、『新しいワクチン(結合型ワクチン)』を公費(定期接種)で行うようになりました。
現在のワクチンは次の2種類です。
| ワクチンの名前 | 特徴とおすすめの選び方 |
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① PCV20 (プレベナー20) |
★今年65歳になる方におすすめ(定期接種) 国が全額または一部を補助してくれる対象のワクチンです。 費用を抑えて、ニューモバックスよりも重症化しやすい型を予防できます。 |
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② PCV21 (キャップバックス) |
★66歳以上で、これまで予防接種を受けていない方におすすめ 国からの費用補助はまだありませんが、 いま日本のお年寄りの間で流行している型を約8割もカバーできる最新ワクチンです。 |
※すでに過去に肺炎の予防接種を受けたことがある方は、次にいつ、どのワクチンを打てばいいかが異なります。
高齢者にとって「肺炎」はなぜ怖いの?
日本の死因でつねに上位に入る「肺炎」ですが、次のような特徴があります。
・寝たきりの原因になる
肺炎で入院したお年寄りのうち約5人に1〜3人が退院するときに体力が落ちてしまいます
(2016 Kato Tら)。
2~3割ほどの方が自宅に戻れない、施設へ入る必要がでてくると言われています。
・心臓の病気を引き起こす
肺炎にかかると、心臓への負担が大きくなります。
治った後も心不全や心筋梗塞などの心臓病を起こす危険性が10年もの間、高いまま続くと言われています
(2018 Cruz CSDら)。
以上のことなどから、
高齢者にとって肺炎は「かかってから治す」のではなく、
「ワクチンで最初からかからないように予防する」ことが、
いつまでも元気に暮らすために大切です。
まずは「かかりつけの先生」に相談を!
日本は外国に比べて、肺炎の予防接種を受ける人の割合が低いのが現状です。
「私は今年、どのワクチンを打てるの?」
「費用はいくらかかる?」と思ったら、
まずは信頼できるかかりつけの先生に「肺炎のワクチンについて教えてください」と気軽に尋ねてみてください。
