院長、自宅療養中
11/28(月)から休診となっていますが、
わたくし院長が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)となり
自宅療養をいただいているためです。
この間、受診日を変更していただいたり、他院を受診していただいたり、
多くの方々にご協力をいただきました。
誠にありがとうございます。
12月5日(月)から通常通りの診療を再開するので、
また会える日を楽しみにしております。
今回はコロナに感染した個人的な体験と感想を書きます。
11/26(土)
日中の仕事を終えて帰宅し、夕方にリビングで寝てしまいました。
起きるとのどに違和感と軽い痛みがあり、
「口を開けて寝てしまい、乾燥してしまったのかな」と思いました。
11/27(日)
日中はいつも通りでしたが、
夜になるとのどの痛みが強まり、倦怠感も出てきました。
就寝する頃には、頭痛、全身の関節痛、寒気があり、
お風呂の湯船で体をあたためても寒気は良くなりませんでした。
体温は37.7度と発熱が見られ、
就寝してから体温以上に熱く感じることが急にあり、
掛け布団がいらないくらい熱い時間帯もありました。
11/28(月)
朝、起きると昨日ほどの寒気はなくなりましたが、
頭痛がひどく、のどの痛みも強くなりました。
体温は37.6度と発熱があり、
また、バブルスライムみたいな痰が出て驚きました。
出勤前に自宅にある抗原検査を使用して、陽性が判明しました。
それから多くの方へ連絡し、予定変更をお願いしました。
患者さんへ説明している内容を思い起こし、
「神奈川県陽性者登録」を行いました。
検査キットに油性マジックで年月日と指名を記入し、
保険証をスマホで撮影するなどして登録を完了しました。
朝から寝てすごし、夜に向けて関節痛は改善傾向となりましたが、
寒気が再出現しました。
また、鼻の奥の痛みがあり、熱感もあり、眠りにくかったです。
11/29(火)
朝、頭痛は治まり、のどの痛みも和らいでいました。
体温は36度台となり、
日中は透明の鼻水が出るもののだいぶ過ごしやすかったです。
メールで陽性者管理番号も送られ、登録が完了しました。
夕から軽い頭痛が出現しましたが、その後ゆっくりと改善し
日常生活は問題なく送れました。
11/30(水)
透明の鼻水はよく出ましたが、発熱もなく、頭痛もありませんでした。
時々、痰がからんだ咳が出て、のどの痛みも残っていました。
12/1(木)
鼻水もあまり出なくなり、喉の痛みも夕になって治ってきました。
今のところ咳が止まらなくて、息苦しいということもなく、
比較的軽い症状で治ってきている印象です。
4回目の新型コロナワクチンを接種した影響もあるのでしょうか。
現時点では自分で抗原検査を行い陽性であった場合、
診察・処方などが公費対象となるには陽性者管理番号が必要です。
その番号を得るまでに申請から1日ほどかかるようです。
症状が重くなってきてから抗原検査をすると
処方薬が必要な時に公費で診療を受けられない可能性が高いため、
症状が軽い時点でコロナ陽性か抗原検査で確認したほうが良いのかもしれません。
家族内で感染が拡大することなく経過しています。
同じ空間にいることを避ける、
食事をいっしょに摂らない、
入浴や歯磨きは家族の最後にする、
などに注意していました。
他の注意点について、厚生労働省のホームページにまとめがあり、
参考になりました。
大切なのはリビングではなく、寝室の布団やベッドで寝る、
ということを実感しました。