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のうとちょう

[2023.04.16]

 

脳と腸が互いに影響を与えている、

と言われています(脳腸相関)。

ストレスがかかると

腸内細菌のバランスが変わり

便秘や下痢となる、とも言われています。

なんだか思い当たるエピソードがある人も

いるかもしれません。

 

また、

認知症の人と認知症ではない人と比較すると

腸内細菌の組成が異なるようです(2019 佐治ら)。

腸内細菌が認知機能に対して

どのように影響を与えているのか

まだ分かっていませんが

(一部の腸内細菌の代謝産物が脳細胞に炎症を起こす説など)

ビフィズス菌MCC 1274の摂取(200億個/日)により

認知機能改善が見られた、

という報告があります(2020 Xiangら)。

ただ、

誰にでも効果があるわけではなく

認知症ではなく(MMSEスコア21点以上)

軽度認知障害(アーバンス神経心理検査が低め)の方が

ビフィズス菌MCC 1274を16週間摂取(200億個/日)すると

即時記憶(新しい情報をすぐに記憶する力)、

視空間・構成(空間的関係を認識して正確に構成する力)、

遅延記憶(数分〜数時間の記憶力)が

改善したようです。

 

ビフィズス菌をヨーグルトなどでおいしく食べることができて

認知機能も改善できれば

うれしいですね。

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