天気が悪いと傷が痛む?
5月のように暖かかった日から
真冬のように寒い日まで
変化の激しい日々で体にこたえますね。
「天気が悪いと古傷が傷む」と言われますが、
どんな痛みに影響があるのでしょうか。
もしくは、実際には天気と痛みは関連ないのでしょうか。
関節リウマチの疼痛に関して
天気との関連は明らかでない点もあるものの
季節によっては湿度や気温などで悪化するようです
(Azzouzi H, et al, 2020)。
気温が低いと痛みが強くなると言われており、
温泉など温浴療法が治療の1つになっています。
ただ、夏に気温が高すぎても関節痛が強まるようです。
関節リウマチでは
朝方に関節痛やこわばりが強まりますが、
活動していると関節液が分泌されて改善する、と
言われています。
昼寝後も関節痛やこわばりが出現するので、
活動量の低下がよくないのかもしれません。
寒すぎる日も暑すぎる日も活動量が減るため、
関節痛、こわばりが出るのでしょうか。
最近は
座っている時間が長いと
血流などが低下して健康によくない、
と言われているので、
適度に動くのが良いようですね。